三重県の山奥にある
こだわりこんにゃく専門ファクトリー

上野屋三代目 佐々木 幸太郎 インタビュー こんにゃくづくりへの想い

素材の旨み、特徴を活かす こんにゃくづくり

創業以来一貫して変わらない『品質第一』の想いで、素材の持っている旨み、特徴を活かせるような商品をつくっています。
弊社自慢の生芋100%商品は、生のこんにゃく芋を摺りおろし、臭みを抑え、こんにゃく本来の旨みを味わっていただける商品です。
また、『大とろさしみこんにゃく』は伊勢湾、三河湾の風味の良いあおさのりをこんにゃくに練り込み、独自製法により素材の風味を閉じ込めました。
お客様が召し上がるその時まで食感と風味を逃したくないという製造者の想いもあり、ご家庭で切っていただくタイプとなっております。

こんにゃく職人としての商品の開発へのこだわり

当素材の旨み特徴を活かした商品が仕上がるまでに、さまざまな試行錯誤を繰り返しています。
例えば『黒にんにゃく』の場合、素材の黒にんにくの配合分量によって旨みも色も変わってきます。黒にんにくを入れすぎると他の原料配分も変わり、こんにゃくの風味にクセが出てしまったり・・・。
黒にんにくと、こんにゃくの旨みをどう引き出すのか。
原料のバランスをとりつつ、またどんな食べ方をすると一番美味しくお召し上がりいただけるのかを考えながら、何度も試作を繰り返して商品開発を行っています。

美味しいこんにゃくの理由は良質な水にあり

櫛田川に流れる源流のひとつ赤桶地区に水源地があり、そこの用水路から引き上げた新鮮な水を使用しています。さらにその水を自社工場に設置した浄水器にかけ、全工程で使用しています。
良質な水を使用する事により原料配分も調整する事ができるので、弊社の商品はこんにゃく特有のくさみが少ないとお客様よりお褒めの言葉を頂戴しています。

皆さんに美味しくお召し上がりいただくために

『糸こんにゃく』や『板こんにゃく』等のレギュラー商品はお鍋に入れてご家族全員でワイワイ楽しくお召し上がりいただきたいという想いでつくっています。
『黒にんにゃく』は肥満やメタボの原因となる高脂肪食を解消させるためこんにゃくにスタミナ満点の黒にんにくを練り込み、お肉の代わりとなるようなこんにゃくを作りました。元気と健康を食の面から応援するこんにゃくです。
私たちの工場から一人でも多くの方の笑顔と健康づくりにお役立ていただければと考え商品づくりをしております。

そしてこんにゃくは身近で手頃な食材ですから、ご購入いただく主婦の方たち目線で品質第一はもちろんの事、〈美味しい〉〈使いやすい〉〈手頃な価格〉である事を念頭にこれからも引き続き商品開発を続けてまいります。今後共どうぞよろしくお願いします。